つけっぱなしの方がお得って本当!?意外と知らないエアコンの節電術あれこれ

猛暑の夏、熱中症対策としても重要なアイテムとなるエアコン。
しかし、使う時間が長くなると気になるのが電気代。

最近のエアコンは昔のエアコンに比べると圧倒的に安くなってはいるものの、やはり少しでも安く済ませたいものですよね。
今回は、そんな冷房に関する節約術をご紹介します。

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外出後は換気をしてからエアコンをつける

外出から帰った後、まずはエアコンのスイッチをオン!なんてこと、していませんか?
外出中に締め切った室内は、外よりも気温が高くなっているのはよくあることです。

外出先から帰ったら、まずは窓を開けて扇風機を回します。
手洗い、うがいをして飲み物を飲むくらいの時間でも充分効果があります。

こもった熱い空気を追い出してからエアコンをつけることで、無駄な力を使うことなく部屋を冷やすことができます。

室内のカーテンよりも室外のすだれが効果的

エアコンを効率的に使うには、外からの熱を入れないことも重要。

エアコンを使う時にカーテンを閉めるというのはよく言われることですが、実はそれよりも効果的なのは屋外にすだれなどをかけて熱や光を遮ること。
室内のカーテンで遮れる熱が約30%なのに対して、屋外にかけるすだれでは室内に入ってくる熱の約75%を遮ることができるのです。

さらに、すだれに霧吹きなどで水をかけておけば、その水が蒸発するときに熱が奪われるのでさらに室内に入ってくる熱を減らすことができます。

つけっぱなしの方が実はお得

節電のため、こまめにスイッチをON/OFFしているという方はいませんか?
実は、エアコンはつけっぱなしにしたほうがお得なのです。

エアコンが一番エネルギーを使うのは、電源を入れた直後。
温まった部屋を一気に部屋を冷やすために電気をたくさん使うのです。
それに対して、冷えた部屋の温度を維持するためにはあまり電気を使いません。

お風呂に入ったり、ちょっとした外出などの短い時間ならば、スイッチを切らずにつけっぱなしにしておくほうが実はお得なのです。

寒いと感じた時には、スイッチを切るのではなく設定温度を上げて対応したほうが節電になります。
逆に暑いと感じた時には送風量を増やすと同じ設定温度でも涼しく感じることができます。

外出時は10分前にスイッチを切る

いくらスイッチを切らない方が節電になるとは言っても、やはり長時間の外出時はスイッチを切ったほうがお得。
外出前は、家を出るときにスイッチを切るという方が多いかと思いますが、それを10分前に切るようにしてみましょう。

10分程度ならば、部屋は涼しいままで保たれます。
毎日出かける人ならば、これだけで10分×30日=300分となり、1か月で5時間分もエアコン使用時間を節約することができるのです。

羽は上向きで使う

エアコンの羽の向きを気にしている人は意外と少ないもの。
羽は上向きにしておいたほうが遠くまで冷たい風が届き、部屋全体を涼しくすることができます。

扇風機と併用する

最後に、エアコン節電の基本。
エアコンを使う時には扇風機を併用することで部屋の空気をかき回し、効率的に部屋を冷やすことができます。
さらに、扇風機の風を体に感じることで体感温度が下がるので、設定温度が高めでも涼しく感じる効果もあります。

意外とたくさんあるエアコンの節約技。
これらを駆使してお得に快適に夏を乗り切りましょう。

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